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内面でどんな変化が出るか

カウンセリング

うまく病気と付き合う

気分が落ち込んだり不安感を抱いたりすることがあるのは、対して珍しいことはなくストレス社会といわれる現代人にあっては、そのような状況にもある程度馴れが求められるのも事実です。しかし成果主義の導入で激しい競争にさらされたり、不安定な雇用形態の普及など労働者を巡る環境は一層厳しさをもしており、その結果精神病を病む人も増加しています。特に患者数が多いうつ病を取り上げてみると、不眠が常態化していたり、食欲の無い状態が継続し何をしても楽しめないような気分にとらわれているのがうつ病と診断される典型的な症状です。うつ病は精神的・肉体的ストレスの両面が脳機能に影響し、脳の神経伝達物質の作用に異常をきたしている状況です。ただ同じ環境におかれても誰でも同じように発病するわけではなく、掛かりやすい性格があることも研究の結果、明らかにされています。生真面目で責任感が強い、なにごとも一人で抱え込んでしまい独力で問題解決を図る等、「生真面目」な性格のひとがうつ病になりやすいと言われているのです。また精神病のなかには逆に活動が異常に活発になったり、落ち込んだ気分が両方経ち現れる「双曲性障害」や、人の悪口などの幻聴や妄想にとらわれる病気もあるなど、症状はバラエティに富んでいます。ただ精神病の診断に当たって共通しているのは、これらの精神的症状は一時的な気分の変化などではなく、恒常的に存在し心の状態が変化をきたしている点にあります。心の持ちようや精神論で状況の改善を見込むのは難しいので、精神科でしっかり診断治療を受けるのが大切です。気分の変調や考え方の偏りなどの気分の障害や、食欲不振や意欲減退などの身体症状などに数週間以上にわたって継続的に見舞われたら、精神病を一度は疑って診断を受ける必要があります。治療は主に薬物療法になりますが、思考法の偏りやクセを矯正する認知行動療法などが併用されることもあります。ただし治療を漫然と受けるだけではなく、診断後の日々の生活のスタイルを見直すことも必要です。そこで治療と同時に必要な生活習慣を検討してみましょう。まずうつ病などの精神病と診断されて大切なのは、精神的ストレスの原因から身を遠ざけるこることです。理想的なのは一時的に休職するなどして身体も心も休めることです。確かに薬物療法ではすぐれた治療薬も開発されていますが、高度のストレスの負荷がかかる環境こそが、精神的な疾患の母体とも言うべきものです。心のエネルギーを回復するにはしっかりした休息をとることに勝るものはありません。休息との関連で重要なのは、頑張りすぎないことです。これはどちらかと言うと病気が回復してからの復職後や事前の予防の為に大切な視点です。せっかく回復しても無理をすれば再発してしまいます。ところでうつ病などの治療中で注意をしたいのは、「重大な決断」に踏み切らないことです。特には離婚や退職などに決断する人が見受けられますが、回復後の生活を常に念頭において、とりあえず重大な決断は回避するのが賢明です。精神的に不安定な状態では、冷静な判断をするのが困難な場合も珍しくありません。周囲の人も決断は後回しにして、とりあえずしっかり休息が取れる環境を整えてあげるのが重要です。

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